野間灯台登れる化事業
美浜町の魅力ある観光資源として野間灯台の一般開放をめざします。 *ライブカメラの映像はこちら
「野間灯台登れる化プロジェクト」とは
美浜町には空き家や空き地、耕作放棄地など空きスペースがたくさんあります。そうした空きスペースを有効活用できないだろうかと、役場や地域住民の方々が知恵を絞っています。そうした中、美浜まちラボは美浜町のシンボル野間灯台(正式名称は野間埼灯台)に着目しました。野間灯台は昭和59年に無人管理になって以来、航路標識としては利用されていますが、現在、常駐している人は誰もいません。ある意味、大きな空き家です。これを美浜町観光の目玉として有効活用しようというのがこのプロジェクトの趣旨です。
具体的な目標
野間灯台を登れる灯台にする
全国には登れる灯台が17基あります。自治体の要請によって登れるようになった灯台もあるそうです。登れる灯台は燈光会という組織が管理し、寄付金という形で一律200円の入場料を徴収し、管理・運営の費用に充てています。野間灯台もこうした形の「登れる灯台」にしていきたいと考えています。
野間灯台の活用法をさぐる
千葉県の犬吠埼灯台はライトアップをしています。夜の観光の一助になっているそうです。やろうと思えば、灯台でいろいろなことができそうです。活用のアイデアを多くの人々から募り、実現を目指して活動していきます。野間灯台でやってみたいことをいくつか列挙します。
- 野間郵便局のように文化財登録
- 土産物など物販
- 灯台で結婚式
- 灯台でライブ
- イルミネーション
- 灯台にプロジェクションマッピング
- ドラマや映画のロケを誘致
- フレネルレンズの里帰り
- 観光案内所件資料館の設置
- ミニFM局で灯台放送
このプロジェクトのメリット
- 野間灯台は観光客をここで一旦止めさせるだけの魅力がある。
→美浜町観光の目玉になり得る。 - 灯台を活用できるように海上保安庁に許可をもらうだけ。新たな箱物を作る必要はない。
→あまり資金がかからない。 - 美浜町のシンボル野間灯台が、町民の働きかけによって開放できれば、「美浜町は町民が主役の町」であることのシンボルになる。
→町民が主役であることにみんなが気づけば、美浜町はまだまだ伸びる。
今までの取り組みと今後の予定
日付 | 取り組み |
---|---|
2015年09月 | 美浜まちラボ内で企画決定 |
2015年10月 | 日本航路標識協会大谷雅彦さんを招き、野間灯台を見てもらう。 |
2015年11月 | 企画書を美浜町役場に提出 |
2015年11月 | H28年度エンジョイぷらんに「野間灯台登れる化プロジェクト」を盛り込み、美浜町に提出 |
2016年06月 | 美浜町役場に本年度の活動案を提出 |
2016年06月 | 神谷伸行美浜町長にプレゼン |
2016年08月 | 青森県八戸市 鮫角灯台を視察 |
2016年11月 | 大谷雅彦さん講演会「地域の活性化と灯台の活用」開催 |
2016年11月 | H29年度エンジョイぷらんに「野間灯台登れる化プロジェクト」を盛り込み、美浜町に提出 |
2017年03月 | 美浜町役場にプロジェクトの推進をお願い |
2017年06月 | 灯台フォーラムにて美浜まちラボとプロジェクトについて説明 |
2017年08月 | 犬吠埼灯台・犬吠埼ブラントン会の視察 |
2017年11月 | 野間灯台付近海岸清掃 |
2017年11月 | 不動まゆうさん講演会 |
2017年11月 | 海上保安庁・美浜町による一般開放 |
2017年11月 | 名古屋港開港祭「フレンドリーポート」にPRブース出展 |
2018年06月 | 野間灯台付近海岸清掃 |
2018年07月 | 野間灯台ライトアップ |
現在、進行中の活動
野間灯台の登れる化を目指しての取り組み
美浜町のシンボル野間灯台をデザインしたロゴの作成
美浜町のシンボルである灯台を活用して美浜町を盛り上げていきましょう。
ロゴを使ってくださる方・企業を募集します。
ロゴを使った焼き印を準備しました。貸し出しいたします。問い合わせ先より御連絡ください。
野間灯台の古い写真や体験談の募集
今ならまだ、写真のネガが残っている可能性がありますし、灯台守をしていた方がご存命であるかもしれません。美浜町民の手で、野間灯台の思い出を未来へ残していきましょう。
写真はパネルにして、文化祭等での展示を考えています。体験談は写真と合わせて、冊子等にまとめていく予定です。